「素人にはどの石が良いのかわからない、どの石も同じに見えて違いがわからない」など
普段からお墓の石を意識してみることがないため、墓石を選ぶ際に悩む方がほとんどではないでしょうか。
まずお墓に適した石を選ぶためには、石を判断する基準がいくつかあります。
今後何十年と受け継がれる墓石は耐久性が最も重要です。
風雨などの風化や劣化に強い硬い石(硬度の高い石)をお選びください。
石が水を吸いやすいと長年の風雨にさらされカビやコケが生えたり
ヒビなどの原因となるため、吸水率の低い石がお勧めです。
石目の細やかなものは見た目も美しく、石の成分が密になっていること
から吸水率も低い。日本の「庵治石」のきめの細やかさは特に有名です。
香川県高松市の東部、花崗岩の層からなる八栗五剣山。
石材の正式正式名称は細粒頃雲母花崗岩と言われ、雨風に耐えうる堅い石質や優雅な光沢と色目、きめの細かさ。そして中でも細目になれば青みを帯びた石目に浮かぶウロコ状のかすかな石模様が特徴のです。
現在国内最高級ブランドの墓石材として国内外で高く評価されている庵治石ですが、その歴史は古く平安後期から採石・加工されだし、すでにこの頃より関西地方には送られてきたと云われております。
時代は流れ、明治大正の好景気で庵治石の需要は増加し昭和30年代の機械化で採石が加工が比較的容易になっていき、その結果、世界でも稀な美しい石質と技術により「天下の銘石」の名を不動のものに築き上げました。
岩石分類 | 花崗岩 |
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見掛け比重 | 2.663t/m3 |
色合い | 青みを帯びた御影石 |
吸水率 | 0.15% |
圧縮強度 | 155N/m㎡ |
【香川県 牟礼町・庵治町】
【香川県 牟礼町・庵治町】
【香川県 牟礼町・庵治町】
【香川県 牟礼町・庵治町】
大島は芸予諸島の島の一つで、愛媛県今治市に属しています。
石英・雲母・長石からなる花崗岩で灰色の目合いが特徴の石。色目は中荒で堅さと吸水性の低さは国産の花崗岩の中でも特に優れています。この吸水性の低さからも変色しにくく、墓石としては香川県の庵治石に並ぶ高級材として重宝されています。
山地に近いこともあってか、関西地方でも特に好まれ、気品・風格のある美しさ、抜群の堅さと粘りによる堅牢な佇まいなどブランド石材として高く評価され、今日では全国的に知られる石となってきました。
現在はその大島石は墓石材が主ですが、建造された有名なものでは国会議事堂・迎賓館(旧赤坂離宮)・大阪心斎橋・愛媛県庁など様々な建築材としても使われてきました。
岩石分類 | 花崗岩 |
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見掛け比重 | 2.649t/m3 |
色合い | 青みを帯びた御影石 |
吸水率 | 0.111% |
圧縮強度 | 117.99N/m㎡ |
【愛媛県 今治市大島】
【愛媛県 今治市大島】
【愛媛県 今治市大島】
【愛媛県 今治市大島】
佐賀県唐津市近郊を産地とする閃運花崗閃緑岩。 青味と透明感のある石目の中に極小の赤っぽい結晶が入っているという特徴があり、至近距離で見ても非常に美しい石材です。また国産材の中でもno.1~no.2の吸水率の低さと硬度を誇っており、墓石に適した石材であることも近年解ってきました。石目は粗いことから小さな墓石よりも少し大き目の墓石に使用すると天山石の魅力が際立ちます。艶持ち、角もちも良く通好みの銘石で近年急激に人気が集中し日本屈指の銘石としてニーズが高まっています。
岩石分類 | 閃運花崗閃緑岩 |
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見掛け比重 | 2.69t/m3 |
色合い | 強い青みの粗目 |
吸水率 | 0.059% |
圧縮強度 | 192.50N/m㎡ |
【佐賀県 唐津市】
【佐賀県 唐津市】
【佐賀県 唐津市】
【佐賀県 東松浦郡浜玉町】
【香川県 丸亀市広島町産】
【岡山県 岡山市万成地区産】
【岡山県 笠岡市北木島産】
【兵庫県 神戸市東灘区産】
【福島県 いわき市産】
【茨城県 真壁郡真壁町産】
【茨城県 石岡市産】
【福岡県 京都郡産】
【中国 黒龍江省産】
【中国 福建省産】
【中国 福建省産】
【中国 山西省産】
【中国 山東産】
【中国 福建省産】
【中国 福建省産】
【中国 浙江省産】
【中国 福建省産】
【中国 山西省産】
【中国 吉林省産】
【中国 福建省産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【インド産】
【フィンランド産】
【ノルウェー産】
【南アフリカ産】
【南アフリカ産】
【南アフリカ産】